Lente motor works diary
茨城県土浦市の自動車工場、レンテモーターワークスのアレコレ。

2013年10月26日

ルノー乗ってます

お久しぶりです。

なかなかアレですっかり筆不精な今日この頃です。

ちょっと前に代車兼、自家用車としてルノーのルーテシアをゲットしてたんです。
1.4のPh2でDP0オートマ、何だって訳じゃないけど実にいクルマですね〜。

そりゃ古いルノーと比べるとイスがどうとか段差を乗り越える時がどうとかありますが。
あとやっぱりあのオートマはちょいと癖があるのも慣れないとアレですね。
でも、実用と乗ったあんばい、そして安さのバランスは2013年では絶妙だと思います(笑)

我が家に来てから死んだ魚のような目を透明にしたり、
無駄な15インチを14インチに戻したり、
変な青白い電球を普通のに戻したり、
サーモスタットを交換してみたり、
ATFを入れ替えて様子見てみたり、
CDが出てこなくなったのを放置したり、

と言う感じにチマチマ手を入れ、なかなか良い感じになってきました。

故障らしい故障が今回のオルタネーターのプーリーグラグラ。
どうやら定番の消耗品らしく58,000キロでお陀仏です。
エンジン壊れた!?みたいな怖い音するんですね(笑)

さて、まずは発電機を丸ごと外しましょう。

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何だかんだここまで外さないと出ないんですね…。

clio (39).JPG

で、この評判の悪いプーリー、見た目は割と普通。

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ダンパーのゴムが無くなってカカカカカキャリキャリキャリと怖い音が鳴ってました。

外すのも専用工具が無いと難しそうなので買ってみました。
もう2〜3台交換しないともったいないのでプーリー交換絶賛受け付けます(笑)

clio (37).JPG

で、定番の故障から定番の対策品へと交換。
防振だゴムだもへったくれもない金属の塊に交換しちゃいます。
ただの金属塊になってもなんの問題もありません。

これでオートマがドカンと来るまではしばらく安心して…、
あ、集中ドアロックで全部閉まらないのもなんとかしないと…。
タグ:ルーテシア
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2012年12月06日

プジョー307

307も106と同じような電動パワステですね。

ステアリングコラムに付いてるようなモーターの力で直接アシスト、
ではない方のMR2(SW20)のような電動油圧ポンプ式のアレです。

307 (10).jpg

右のヘッドライトの裏側にあるこのポンプ。
よく起こるトラブル箇所のようです。

オイルシールがダメになってフルードが違う部屋にいっちゃうとか、
Oリングがダメになって侵入した水が基盤をサビさせちゃう、とかとか。

この307も時々ノンパワステになるそうなので修理です。

307 (11).jpg

はい、おっ外れたら中身の確認をしてみましょう。

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Oリングから水が入った痕跡ですね。
ここからじんわり基盤の方に入ってオカシナことになるようです。

307 (13).jpg

タイミング悪い時にハンドル固まったら非常に危ないですよねぇ。
あんな時だったり、こんな時だったり、想像すると恐ろしいっす…。
なので、少々高くても素直に新品に交換しちゃいましょう。

あと、ついでに依頼されてたのが、ドライブベルト付近からのキュルキュル音。

307 (12).jpg

原因はクランクプーリーのゴムダンパーでした。
もっと派手に壊れてくれてれば分かりやすいんですけどね(笑)

青いマーカーの線は一直線に引いてあったものです。
エンジンかけると中心だけ一生懸命回ってたんでしょう。

こっちもお疲れさま、という事で作業完了〜。

の、1週間後にヒーターパイプからの水漏れ。
パイプの交換も終わったので、しばらくは問題無い、かな?と。
タグ:プジョー
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2012年01月21日

G4、TC2000を走る。

去年の話ですが。

ジネッタG4、初TC2000へ向けて高級タコメーターをインストール!
の前に…動かなくなったメーター回りのいろいろを修理っす。

g4 (39).JPG

べろろーん、とダッシュパネル外して配線のチェックです。
ダッシュパネル外す前のロールケージ外しが一番面倒だったりします。

配線がコネクターから抜けたりアース甘かったりヒューズ切れてたり。
と、タコのセンサー線をコイルの一次からに変更したり。

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高級タコメーターは元のより小さいのでアルミの塊からリングこさえました。
ただの輪っぱなんですけど無駄に張り切ってみました(笑)

g4 (40).JPG

取り付けるとこんな感じ。
スタックとの組み合わせがカッコいい!かな?と。

これでファイナル変更後の速度表示も正確に。
フラフラしてて分かりにくかった5〜6000rpmも正確に。
0-100km/hが公表値よりかなりかかる事もハッキリと…(笑)

準備は出来ましていざ、初TC2000ということなのでちょっと見学。

g4 (41).JPG

20分で6秒縮まったんだから次回が楽しみですね〜。
タグ:ジネッタ
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2011年09月08日

ルーテシア

ルノールーテシア、本名はクリオ。

clio (2).JPG

こっちの初代の方はさっぱり見かけなくなりましたね。
今回はブロワーモーターの交換です。

clio (4).JPG

こちら交換し終わった状態。
ブロワモーターはなかなか厳しい場所に居ます。

さかのぼっていくと…

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ダッシュパネルを少しバラしたりして、

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エバポレーターのユニット丸ごとおっ外します。

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ガラーン、と。
ブロワモーターが真ん中に見えますねー。

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やっとモーター外れました。

clio (6).JPG

ドドーン、とこちら新品です。
A/C無しならValeoとかあるんですけどね。
A/C付きは海外でも純正品しか出ないようです。
末端価格ウン万円の有難いモーターです…。
ちなみにファンレジスターもウン万円。

バラらしてて気が付いたのが内外気切替フラップの破損。
開閉モーターの暴走でプラチック破壊しちゃったっぽいです。
「モーターでウイーンウイーンって開閉させちゃうもんね!」
なんて張り切らないでワイヤーにしといてくれればいいのに…(笑)

この部品も少々安めですがウン万円するんで内気循環で固定させます。
A/Cがさっぱり効かなかったのは壊れて外気固定になってたからでしょうね。
内気循環ならかなり暑い日でもアイドリングで寒いほど冷えるようになりました。

怪我の功名ってやつですかね?(笑)
タグ:ルーテシア
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2010年09月17日

A112ジュニアの電気な話

さて、我が家のA112ジュニアです。
今年の猛暑、クーラー効いてくれて助かりました。

まぁ、何のトラブル無くと言う訳ではありません(笑)

まずはワイパーモーター。
何だか動きが悪いなぁと思っていたのですが、
ついに動かなくなったので開けてみました。
触るとやけに熱持っちゃってつらそうな状態。

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ブラシの残量はあるし固着してるとこも無さそう…?

000112 (23).JPG

と思ったらアララ、磁石が剥がれてます。
これに擦れてガタタタ〜ってなってたみたいですね。
とりあえず中古ストック品に交換します。

元の場所っぽいところにエポキシで付け直してみましたが、
まだ動作確認はしてません。
ちょっとでもずれると変な回り方するんですかねぇ?

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今度は発電機が発電放棄しました。
やけに調子良いなぁ!なんて昼間は思ってましたが、
(発電の負荷が無くてエンジン軽く回ってたんですね)

夜はもう息も絶え絶え…点火も出来ません…ゲホゲホッ、
ってな状態なのにチャージランプは点灯せず。

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この焦げたレギュレータの中の断線が原因だったようで。
・チャージランプが付かない故障もある
・オルタが無いと調子が良い
という2点が今回判明しました。

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で、今度はスターター回らず。
中古ストックと両方バラしてイイとこ取りで。

000112 (25).JPG

右のブラシ当たり面減りまくってるのが付いてた方。
左のを旋盤で当たり面研磨して溝切りなおして組み付けます。

カチャ、ダギューーン!と元気よく回るのを確認。
ピニオンの戻りの悪さの原因も発見&対策。

その他、キャブOH、水漏れ修理なども。
最近は不安になるほど調子が良いです(笑)
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2010年05月17日

パンダ45のブロワファンモーター。

45パンダのブロワファンが時々不動になるとのこと。
症状が現れた時点ではスイッチ周りに問題なし。

スイッチ後の配線・カプラー・モーター本体のどれかが原因のようです。

ということでその辺チェックしてみます〜。
と軽く言ってみたけど、
モーターをチェックするには、

SN3J0112.JPG

このユニットごと外さないとダメなんですねぇ。
思いの外時間のかかる作業です。

45 (6).JPG

ガランとボックスの無いエンジンルーム。

45 (5).JPG

空調レバー周りから一体なのでメーター回りもこんな感じです。

やっとこモーター取り出して動作確認です。
完全には不動になっていないのですが、
片方のブラシが引っ込んじゃって接点不良だったみたいですね。

その辺のリハビリとブラシ当たり面の修正をします。

45 (4).JPG

旋盤にくわえて、

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シャーっと削ってピカー、です。

45 (2).JPG

ヤスリでバリ取ってイイ感じになりました。
アクセスしにくい場所なんで不安要素は残したくないですからね。
グリスアップや接点の清掃なんかもぬかりなく、です。

結果は風量も増えて元気良く回るようになりました。
梅雨時期にただの風でも出ると出ないじゃ大違いですからね〜。

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こんな並び見るとパンダも欲しくなっちゃいます(笑)
タグ:パンダ
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2010年05月15日

もういっちょ、スッド。

スッドのヘッドライトです。

スッド (23).JPG

丸4灯はくたびれた鉄板にマウントされてます。
黄色いライトボールがスッドの物で、
この中に小糸のランプが仕込んでありました。

スッド (2).JPG

鉄板が錆てたり、歪んでたり、溶接はがれてたり、
ライトを受ける樹脂部品も粉々で光軸なんて出やしない、
ということで修理、というかレストアしました。

SUD (8).JPG

錆取り、溶接し直し、歪みを少々叩いて修正。
サンドブラスター持ってないのでリン酸で錆を溶かします。
時間はかかりますが浸けておくだけなんで楽です。

スッド (4).JPG

亜鉛塗装で少しでも長持ちするように、
これでもか!と厚塗りしておきます。

スッド (3).JPG

樹脂から削り出したライトの受け(白い輪っぱの部分)
もこさえて組み付けて完成です〜。

目玉がピシーっと揃ってイイ感じになりました。
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2010年02月27日

イエローバルブ

アルミ削り出しで作った、

ルノー (33).JPG

この2個のブツですが、

p4.jpg

提灯型イエローバルブの提灯アダプターでした。
そーっと外した提灯をアダプターに接着して、
普通のH4バルブにワイヤーロックで固定しています。

この手のフランス車に装着してイイ感じの趣のあるイエローバルブって探すとないんですよね。
あってもプレミアな価格なんで切れるたびに何千円も出すのも…、
ということで今回削り出してまでも作っちゃったわけです(笑)

ライトを点けない昼間でもレンズの奥で反射する淡い黄色、
古めのフランス車にはこれって良く似合いますね〜。
タグ:ルノー5
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2009年11月21日

シトロエンHY

シトロエンのHバン。
ガソリンエンジンのHYと呼ばれるタイプですね。

今回はスターターモーターの修理です。

SN3J0093 (2).JPG


右側のアルミのケース、これがエンジンブロックに刺さってます。
アルミと鋳鉄の長い年月の絆はかな〜〜り強く、
ガスであぶっても叩いてもビクともしないので壊して外しました。

SN3J0104.JPG

どうにか部品も見つかったのでオーバーホール開始です。
不動の主な原因はピニオンの固着でした。

H (6).JPG

最近のリダクション式のようなソレノイドでギヤが飛び出すタイプではなく、
モーター回転の力を使って飛び出てくる仕組みです。
ギヤ内側のらせんに沿ってカチャッと出てきます。

カチャッと出てきた後に固着、リングギヤと噛み合ってさらに固着、
ソレノイドスイッチもその時に焼けてしまったようなので交換です。

H (5).JPG

ソレノイドスイッチの新品。
バッテリー端子に直にくっついていて不思議な感じです。
キーシリンダーをひねるとこれがカチャカチャ動きます。

SN3J0109.JPG

叩いて切れて歪んだアルミケース、ブラシ一体のエンドカバー、
固着していたピニオン、シャフトブッシュなど交換です。

H (3).JPG

組み付け、再塗装、動作確認、出来上がりっす!
後は車両の入庫を待つのみですね。

でっかいんで場所空けておかなくちゃ(笑)
タグ:シトロエン
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2009年10月13日

コンピューター

さて、オペルティグラです。
ちょっとずつ、進んでます。

他のクルマからチューニングエンジンを載せ換えてます。
このドナー車、珍しいルーメニションのフルコン制御でした。
赤外線フルトラのイメージしかなかったんでちょっとびっくりです。

ハイカムとスライドプーリーを取付けるとカムアングルセンサー付けられないし、
どうせ燃調と点火もいじらなきゃだし、
「この際フルコンしかない!とことんやるぞ!」
という流れかどうかは知りませんが(笑)
とにかくかなりの気合で造ったクルマと思われます。

凄〜〜く丁寧に組まれていてそのまま使っても良かったのですが、
セッティング用のソフトも手に入らないし、
操作マニュアルなんかももちろん見つからない…。
サイトでダウンロード出来るのは後継機種のソフト。
一応つないでやってみましたがデータ読み出せません。

オペル.JPG

という訳でEMS44で制御することになりました。
ついでにイノベートの空燃比計もセットで。
今後のことも考えるとこれがベストでしょう、と。

オペル (23).JPG

本体はこんな感じ。

エンジン入れ替えの際にティグラのハーネス類はドナー車へ。
ティグラには純正ハーネスやらいろいろは残ってません。

オペル (27).JPG

結構大胆にフルコン化されているので配線たどって調査です。
純正ECUでも残っていればもう少し調べようがあるんですけどね。

このイグナイターからMSDに入って、えーっとこのコイルは何かの純正かな?
あれ、純正のメーターはどこからつないで動かしてたんだろ?
クランク角センサーに抵抗が入ってるな、電圧落としたのかな?

ってなてな具合で???だらけの状態からスタートっす。

独立スロットルにもなっているので、燃料、負圧のラインも純正とは全然変わっているのでそれもこちらに移植してあります。

なーるほど、と大体理解できたところでEMSの配線に取り掛かります。

オペル (25).JPG

これがインジェクターの1番でこれが水温でこれがO2センサーで、
と分別しておかないとワケ分らなくなります。
ワケ分らなくなる自信があります!(笑)

.\

あとはしかるべき場所につないでいけば配線は終わります。
よーく注意して落ち着いてあせらず作業しなくちゃですね。
あとあと配線ミスを追っかけることになると大変ですからね。

こんな感じでやっとこさ取付終わっても、
その次の設定とセッティングからが本番。

ひとつひとつ確実に、
と自分に言い聞かせながらの作業です。

う〜、早くエンジンかけたいな〜。
タグ:オペル
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2009年08月06日

アウトビアンキA112発電機、逝く。

一昨日の夜、帰宅途中にチャージランプがピカーッと光りました。
ポヤポヤポヤ〜、っとじゃなくでいきなり全開にピカーッと。

発電機の負荷がかからなくなってアイドリングも高くなったし、
電圧計は12ボルトちょうどから上がらない。
これは発電機が仕事してないということで間違いないっすねぇ。

うーむ。

B端子がもげたことあったけど柔軟性のあるのに交換したから大丈夫だと思うし、
ベルトが切れたにしちゃぁ水温は安定してるから違うだろうなぁ、
なーんてしばし走りながら考えたのですが、
夜だしこのまま走っても工場に戻るのも家に帰るのも無理っぽい!
とあきらめてコンビニの駐車場でレッカー待つことにしました。

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任意保険のレッカーサービスが年一回は50キロまで無料なんでお世話になりましょう。
4年間乗ってて初めてローダーに乗るのを待つ我が愛車A112。

この日は工場まで持ってってもらい、
昨日が定休日だったのでガチャガチャ直してました。

配線類は断線もなく大丈夫。
ランプ線にもIGオンで12ボルト来る、大丈夫。
やっぱり発電機本体が問題ありなようです。

とりあえず外したマレリの発電機をバラしてみる。
ブラシ・レギュレータ周りは交換して間もないので大丈夫。
ということは、

SN3J0085.JPG

レクチファイヤーってやつですね、これが怪しいのかなと。
3対並んでるのがダイオードですね。
交流を直流に変換する部署です。

いずれにせよ今日は直せないなと判断し、中古オルタを引っ張り出して、

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発電チェックしてみると、良好です。
ブラシ当たり面の状態とかはこっちの方が全然良かったり。

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アイドリング+アルファで14ボルト、オッケーですね〜。
いやー、久々に故障らしい故障しました。

やはり勉強になるクルマです(笑)
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2009年08月04日

国産車

最近それほど暑くなくてイイですね。

何だか外車の作業記事が多いですが、
特にそういうのはこだわっておりません。
もちろん国産車もやってます。

今のところ日帰りで終わっちゃう作業が多いので
写真撮ったり記事書いたりはしてないんですよね。

という事でそんな日常も記録しようかな、と。

まず、pivotのタコメーターをアルトに追加。
元々速度計のみなので一応参考に、という感じです。

SN3J0076.JPG

メーター裏までは回転信号の配線が来てるので良かったっす。
ダッシュ周りの樹脂パーツとかは結構外すの苦労しますね。
パコパコっと取れると思ったらこれが案外、なんです。

このメーター、ちっこいけど視認性も良くルックスも控えめでイイですね。
ちょいと古いクルマにも合いそうだなぁ、と思います。

次にうちの父が、
「エアコン効かないんだけど直せるのか?」
とパジェロを乗ってきました。
父も国産車は出来ないと思っているようです。

コンプレッサーの電磁クラッチに電気がいってないらしい。
スイッチもリレーも動いてたんで配線を少々いじって修理完了。
ガスも足りないから補充して、と。
お〜効くぅ。

そんな感じで汗だくになって息子が修理しているというのに、

pa.JPG

お父上はお外でお昼寝してます。

とまぁ、土曜の昼下がりはこんな感じでした。
平和でイイですねぇ。
タグ:レンテ
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2009年06月22日

ダイナモと空冷ファン

フィアット500です。
ダイナモーバーホールしてました。
ボール盤で回して発電量チェック。

500_2.jpg

これなら大丈夫かなということで組み付けて、

「バンバラバババ〜!」

と調子良くテスト走行してたら、

「ズビビビビ〜〜〜!!」

という、いや〜な音が…。

あぁ、空冷ファンが裂けました…。

んでファンも交換することに。

Rとか126用のちょっと大き目のファンです。

このファンを交換するってのが意外と手間でして。
ファンカバーをバラバラにしないと出てこないんです。
ひたすらにネジで止まってるもんでして。

もともとファンが歪んでいたんでしょうね。
交換後はエンジンの振動も少なくなっていい感じっす。
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911

ポルシェ911、空冷最後の993ってやつですね。
このクルマ、並行モノでしてオーストラリア製の厄介なセキュリティが付いてます。

993.jpg

キーレスリモコンがセキュリティのオン・オフも兼ねていて、
このリモコンで解除しないとスターターは回りません。
で、一度解除してもタイマーでまた自動的にロック状態になるんです。

つまり、キーだけ持っていても動かせないクルマなんです。

リモコンが壊れたりするとドアを開けてアクセサリー電源までは入れられるけど、
エンジンは始動させられない…。

じゃ、リモコンだけ買えばいいのか?
というとそう簡単にはいかないらしいっす。

システム本体とリモコンの周波数のマッチング?だかが大概うまくいかないらしく、
確実に、となるとシステム本体とリモコンを一式揃えるしかないんですって。
ウンジューマンイェンとかするらしいっす。
恐ろしい話ですねぇ〜。

ここまでは「キーレス取付」を引き受けてから調べて分かったハナシ。
最初は配線いじれば何とかなるべ?くらいに考えてました。
目的はオーストラリア製を無視して乗れるようにすることです。

実際作業してみると配線をいじればスターターまでは回るけど、
エンジンはかからないし、あっちを短絡してみても駄目だし、
燃料ポンプをなんとか動してもイグニッションが入らないらしいし、
イグニッションをいじるとなるとECUの配線まで追っかけなきゃだし、

む、むずかしぃ!

でも、日夜考えていると何とかなるもんです。
ついに、タイマーを作動させないような配線を発見。

良かった〜。
タグ:ポルシェ
posted by lente_ucd at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気系のアレコレ