Lente motor works diary
茨城県土浦市の自動車工場、レンテモーターワークスのアレコレ。

2014年05月20日

バーキン

バーキン7、エンジンかからず他で入庫。
KENTエンジンのちょっと普通じゃないバーキン。

エンジンかからずの原因は永井のCDIのパンクだったのですぐに判明。

その他にデスビがクルクル回っちゃうのは何でかな、と外してみます。

birkin (8).JPG

デスビの首根っこを締めつけて固定するプレート。

birkin (9).JPG

これがひん曲がっちゃってたんで固定できなったんですね。

birkin (12).JPG

トンチンカンひっ叩いて平らに。

birkin (11).JPG

これでちゃんと固定できるようになりました。
締めすぎ注意、ですね。

あとはデスビの羽根が、

birkin (4).JPG

これまたひん曲がってたのを、

birkin (5).JPG

クネっと真っすぐに。
これまた何で曲がったんだろ?
と思ったのですが、なるほど、

birkin (6).JPG

キャップ外して何かやってるときにこうやって噛んじゃったんですね。
上死点出すときはキャップの留め金に注意、ですね。

とりあえず動くようになったので、作業は一区切り。
ちょっと普通じゃないバーキンですから他にもいろいろ案件が…。

birkin (16).jpg

なにせキャブターボ、という悪魔仕様なので(笑)
今回はエンジンかかるようにしただけですが、
完調になったら相当恐ろしいクルマですよね…。
posted by lente_ucd at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

ALPINA

アルピーヌじゃなくてアルピナです。
E36の型のB3 3.0の4ドアMTというグッとくる仕様。

車検と一緒に盛大なエンジンオイル漏れの修理をしました。

カムカバーからの漏れは見つけやすかったのですが、
インマニの裏側、フィルターブロック付近からもヌルヌルの源泉がありそう…。

という訳でインマニ外してみます。

b3 (19).JPG

ボロン、とインマニ外れるといろいろ見やすくなりますね。

やはりフィルターブロックの付近がオイリーなのでブロックのガスケット交換しました。

その他に、

b3 (17).JPG

VANOSへ向かうホースもカシメゆるゆるで漏れ漏れだったので交換。

b3 (16).JPG

カムカバーガスケット交換のついでにこういうゴテゴテも掃除しときます。

今回はせっかくインマニ外すんだから何かついでに…、
ということでインジェクター洗浄をお願いしてみました。

b3 (6).JPG

b3 (20).JPG

特に不具合があった訳ではないですが、
「インジェクター洗浄ってどうなんだろうね?」
「まだ受けたことないので分かんないっす」
「でも、気になるよね」
「気になりますね(笑)」

で、IRSさんにお願いすることに。http://www.irs-japan.com/

b3 (13).JPG

おぉ、真空パックされて戻って来た〜。

b3 (12).JPG

ピカー。

b3 (11).JPG

キラー。

これは良くなってるはずだ、というルックスです(笑)

オイル漏れも止まってインジェクターもピカピカになって完璧!
とアイドリングしてたらオイルがタララーっと漏れてますね…。

一体どこから??と狭い隙間から覗いてみるとまたしてもフィルターブロック付近…。
でも交換したガスケット面じゃなくて他の場所…と悩んでも仕方が無いのでおっ外します。

b3 (9).JPG

この丸いの2個付いてるやつ、プラグになってるのですが、ここから漏れてます。

b3 (10).JPG

Cリングで押さえてあって中にOリングが入っているのですが痩せてカッチカチでした。
純正ではこのOリングのみの供給は無し、ブロックAssyとのことなのでOリングだけ汎用品で交換。
液体ガスケットをムッチムチに塗り込んで漏れは止まりました(笑)

こういう「良くダメになるところ」の見落としが非専門店のつらいところです。
BMW屋さんだったらブロックガスケット交換ついでに漏れてなくても交換するんだろうな、と。

いやぁ、勉強になりました。
タグ:BMW
posted by lente_ucd at 14:49| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

フィアット500

空冷チンクのエンジンOHです。

いろいろ、いろいろ不具合があったので、

「もう、バラバラにして!」

ということで降ろしてみました。

500 (99).jpg

開けてみると…、

・ピストンの方向が逆
・シリンダー傷
・ロッカーアーム摩耗
・カムシャフト摩耗
・シリンダーヘッドクラック
5000.jpg
・IN/EXバルブ摩耗
・タペット摩耗
・その他いろいろ

という感じで、「これでも普通に走るんだな…」と驚くくらいでした。

見てしまったものは仕方が無いのでたくさんの新品パーツで組んでいきます。

500 (91).JPG

シリンダーヘッドは126用の新品ですが、超いい加減な代物。
新品バルブすり合わせしてみましたが、バルブガイドがイケてないので微妙…。
ですが、ガイド全部入れ替えるのもこの段階では厳しかったので馴染んでくれることを祈ります。

面研も深い傷が数か所あったのでサラッとしてあります。

500 (103).jpg

650ccの126用シリンダーはスペーサーを入れてかさ上げして装着。
カム、カムチェーンとプーリーも新品。
このカムがまたイケてなくて後々の騒動を引き起こします…。

500 (85).JPG

タペットの外径もイケてないのですんなり入るまで研磨。

500 (88).JPG

いろいろ他にもあったような気がしますが…写真が無いので割愛(笑)
ファンカバーはブラストかけてプスーっと簡単に塗装。

500 (89).JPG

サーモも動いてなかったので交換。

バルンバルンとエンジンかかって試乗〜してたら、

500 (84).JPG

マウント割れちゃったり。
これは稀少らしいのでリビルド品を購入。

んでまたバルルーっと走ってると油圧警告灯がピッカー!と光りました。
「今度はなんなんですか…」
と、エンジンバラしてみると…、

500 (98).JPG

カムシャフトの真ん中の溝切ってあるやつ、これ外側の溝と一直線のはずなのですが、
クルクル回っちゃって写真だと90度にズレてますね。

この溝でオイルポンプを駆動しているので空回りされちゃうとポンプ動きません。
カム不良でダメじゃん、ってことで次は鍛造カムだ!こんにゃろ!と、

500 (96).JPG

例の溝が一体成型になっている安心のカムに交換!
してみたのですが、これが何故かかなりのハイカム。
ノーマル代替品っぽく売ってたのでうっかり買ってこれまた失敗…。

e607e1f9c8.jpg

結局3本目を国内で手配してやっとまとまりました。

アメリカの部品屋さんにはもう懲りました(笑)
posted by lente_ucd at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

デ・カングー

カングーのおっきい方のタイミングベルト交換です。

ルノーのタイベル交換といえば、

kangoo (4).JPG

カムシャフト後ろのプラグを外してカム固定用の工具はめて、

kangoo (6).JPG

シリンダーブロック横の穴からクランクシャフトの位置決め棒さして、

これでやっとベルトを外しても大丈夫、ってやつですね。
どうしてかというと、クランクプーリーにキーが入っていなくてグルグル回っちゃ…、

kangoo (5).JPG

あ、あれ?キーある!(笑)

megane (2).JPG

こっちは2代目メガーヌのクランクプーリー、溝はあるけどキーは無し。
どうやら最近のはクランクは動かさずにカムプーリーで微調整するんですね。

いろいろあるんですねぇ(笑)
タグ:カングー
posted by lente_ucd at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

まだまだアルピーヌV6ターボ

まだまだ続きます、アルピーヌ。

前回まででエンジン組上がったので、
今回はタービンのオーバーホールです。

軸にちょっとガタあるかな?くらいなので多少のことを気にしなければ使えたのですが、
オイルラインに水も侵入してるから心配だなぁ、と思いながら水冷却のラインを覗いてみると、

v6tb (172).JPG

錆…?

v6tb (170).JPG

うわぁ、錆だ!

んじゃ、こっちのパイプの中も…。

v6tb (169).JPG

v6tb (168).JPG

錆でした(笑)

ハジングの中は錆でミッチリ詰まってて水が通過してなかったようです。
これじゃタービン冷せてなかったよなぁ、と心配になって開けてみました。

v6tb (155).JPG

やはりシャフトはこんがりと七色に焼けておりました。

v6tb (156).JPG

スラストベアリングやブッシュはそれほど酷い状態ではなかったです。

v6tb (167).JPG

右の360度切れ目のないスラストを使ってOHしました。

v6tb (165).JPG

v6tb (164).JPG

こんな感じで滑る面が増えるから回り易かろう、というアップグレード品?です。

v6tb (200).jpg

バラしたパーツはブラストして耐熱塗料でお化粧しときます。
組み時点だけでもキレイだったら気分が良いじゃないですか(笑)

v6tb (197).jpg

で、完成〜。
タグ:アルピーヌ
posted by lente_ucd at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

ルノー5TS

うわ、ヤバい…半年サボってしまった…。

えーっと、じゃルノー5のシュペール初期顔のTSの作業から!
水漏れ&エンジン不調&ステアリングラックのガタの修理で入庫です。

水漏れはヘッド側面ののフタからだったので、
腐った紙ガスケット捨てて液体シールではっ付けて完了〜。

で、次はキャブの分解。

5ts (13).JPG

ウェーバーの32DRTというキャブです。
A112のDMTRみたいな2段階に開く2バレルのキャブですが、
メインバレルでほとんどの領域をカバーして、
2次バレルが最後の全開時の補助、みたいな動きはDMTRと違いますね。

不調の主な原因はオーバーフローと2次バレルバタフライの開きっぱなしでした。
濃いんだか薄いんだかのちぐはぐで不安定な状態で何とか動いてた、って感じ。

5ts.JPG

2次バレルを閉じるためのアームが曲がってたり、
シャフトの芯が出ていなくて動きが渋かったり、
自然になっちゃった症状ではないような気がしますが…、
30年くらい前のクルマなのでいろいろあったのでしょう(笑)

5ts (12).JPG

インマニのキャブ取付のネジ穴もユルユルだったのヘリサート仕込み。

本当は新品に交換しなくちゃ…という状態だったので調整に難儀しましたが、
どうにか普通にかかって普通に加速する状態になりました。

それとステアリングラックのガタ。
これもA112と同じような個所の同じようなプスチックが砕けてガチガチ鳴っちゃうやつです。

今回はPOM材でブッシュをこさえてみます。
以前にもGTターボ用に作った事ありますが、ちょっと改良版。

5ts (9).JPG

丸く削り出して溝を1本、入れて。

5ts (8).JPG

外側は3か所平らにしておきます。
ここが空気の通り道になってブーツが膨らんだり潰れたりするのを防ぎます。
初代のはこれをやらなかったのでちょっとゴマかしてあります(笑)

5ts (6).JPG

ラックに仕込んで溝にステンワイヤーを絡めてズレ止にして完成。
クルマの寿命より長いはずです、これなら。

これらの作業でイ〜感じに走るようになりました。

OHVのサンクはキャトル臭さが色濃く残ってて良いですね。
またいつか欲しいクルマが増えてしまいました(笑)
タグ:ルノー5
posted by lente_ucd at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2013年12月18日

走行会

12/15は筑波1000にてSWAT Racingの走行会でした。

寒くて風強くて大変でしたが、楽しかったです。

SDIM1740.jpg

私の駆る黒A112はタイム更新できず…。

(●´∀`).。o○(ただ走ってりゃいつの間にか49秒切れる日が来るんだべな〜)

って漫然と走ってるからダメなんです(笑)

途中でステアリングラックのブッシュがズレて中立がコロコロ変わるようになったり。
あれは地味に怖いですね、ブレーキングでブルッと中立に戻るとか。
いろいろ出てくるもんだなぁ…(笑)

SDIM1770.jpg

グランデプントから乗替え、納車直後なのに果敢に攻める500Sさん。
トラクションを何かするスイッチをOFFにすると良かったみたいです。

(●´∀`).。o○(車高調にタイヤにECUにえーっと他にアレとコレと…)

どういうクルマになっていくか楽しみですね〜。

SDIM1693.jpg

赤サクソから乗替え、抜けきったダンパーで果敢に攻める155TSさん
こりゃ楽しいクルマだ、とダンパーのOHを決意したヘアピンでしょうか。

(●´∀`).。o○(ダンパーOHしてタイヤももっと喰うやつにすればあと2秒は…)

こちらも今後が楽しみですね〜。

SDIM2126.jpg

クワトロポルテの純正色にて塗替えた916スパイダーさん。
音も姿もエレガントでセクシィなクルマですねぇ、夕日に映えます。
KONIスポーツとローダウンバネでは少々御不満のようで…。

(●´∀`).。o○(ワンオフの脚にしてアンダー出なくなったらタイヤ替えてつっかえ棒も…)

またまた今後が楽しみですね〜。

SDIM1947.jpg

そして公道よりサーキットを走ってる時間の方が絶対長いG4さん。
今回は「リヤスタビ投入で動き変わっちゃってどうすんのコレ?」を課題に。
いろいろ難しいクルマですね、一筋縄ではいきません…(笑)

…(ーー;).。o○(ベルハウンジング修理してダンパーOHしてペラのバランス取って…)
!!(ーー;).。o○(リヤの荷重も考えないと、車高か…否!タイヤ幅か?はたまたトレッドなのか!?)

た…楽しみですね〜。


という訳で、サーキットはいいおっさんが目を輝かせて、

「あそこ3速で行ってもイイの!?」
「サスペンションって交換するとグニャーってしなくなったり?」
「タイヤの文字のとこまで削れてる!なんか頑張ってる感じする!」
「そんなの怖くて無理無理!ちょっと試してはみるけど…」


と、小学生みたいになれる素敵な場所ですね。
タグ:走行会
posted by lente_ucd at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2013年11月20日

Alpine

アルピーヌV6ターボ、
進行は遅いのですが…少しずつ。

今回はエンジンの作業を。
写真いっぱいでご紹介。

v6tb (38).jpg

クランクシャフト、ジャーナルがオイルで焼けて茶色くなってます。

v6tb (43).jpg

磨くとこのくらいまで復活します。

v6tb (37).jpg

調子良く回ってくれよぉ、と祈りながら磨くと良いです(笑)

v6tb (36).jpg

カムシャフトも同じような感じ。

v6tb (35).jpg

ビホーアフターっす。

v6tb (93).JPG

ピストンピンもこんな感じで爪が引っかかるくらい。

v6tb (94).JPG

ヌラっと、気持ち良いですね。

そしてお待ちかねのシリンダーブロック。

v6tb (91).JPG

ライナー製作の作業から戻りました。

v6tb (92).JPG

圧入後にボーリング&面研で万全に。

v6tb (104).JPG

ピストンはリングだけ交換してそのまま使用。
ヘッドガスケットは少々強化の厚いやつにしました。
ヘッドと合わせて0.8mmくらい削ってるのでそのつじつま合わせも必要でしたので。

v6tb (115).JPG

シートカット&面研済みのヘッド。
かな〜り歪んでたようです。

v6tb (109).JPG

ポートも少し修正。
こっちはIN側。

v6tb (105).JPG

で、こっちがEX側。

v6tb (103).JPG

ロッカーアームもバラしてチェック、問題無し。

v6tb (102).JPG

ヌラっとさせたカムも用意して、

v6tb (101).JPG

合体!

v6tb (100).JPG

つまらないことで失敗したくないのでバルタイもチェック。

v6tb (99).JPG

イイ感じ。

v6tb (146).JPG

結晶塗装が美しいロッカーカバー&インマニを取付。
カッコ良いエンジンですね〜。

後は補機類を組みつけていくだけ、
だけ、なんですけどね(笑)

v6tb (150).JPG

ネジ折れて、

v6tb (149).JPG

ヘリサートあり。

v6tb (141).JPG

ウォーターポンプは、

v6tb (140).JPG

ちょっと削ったり自分で位置調整しないとペラが干渉したり。

v6tb (138).JPG

こういう所も、

v6tb (136).JPG

綺麗にしながら。

v6tb (148).JPG

ブラストかけたり、スプレーしたり。

一個一個「大丈夫かなぁ、使えるかなぁ」と組付けていきます。

v6tb (179).JPG

左右バンクで違うものが付いていたインジェクターも6個揃いで新品に。

v6tb (178).JPG

この辺で、「形になってきたなぁ」と感慨にふけります。


まーだまだ続きます。


時間のある時に、また!
タグ:アルピーヌ
posted by lente_ucd at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2013年08月10日

Clioの水漏れ

いやはや、またまたお久しぶりです。

今回は初代クリオ、ルーテシアの水漏れ。
エンジン前側からの漏れなのでウォーターポンプっぽい。

なのでタイミングベルト外してみました。
納車時にタイベル・ウォポン交換されて間もないようなので、
ポンプからだとしたら初期不良的な感じかもしれませんねぇ、と。

clio (29).JPG

やはりポンプのところから漏れてますねぇ。
矢印が冷却水の流れた跡です。
どうやら軸のシールからではない様子。

clio (35).JPG

おっ外してみますと、裏側から上がってきてたんですねぇ。

clio (34).JPG

で、この辺を乗り越えて、

clio (33).JPG

プーリーの裏側からチョロチョロと。

液体ガスケットの隙間から出ちゃっただけ、のようです。
まだ新しいポンプだったのでシーリングし直して組み直し。

時には「ちょっとダサいなぁ、ヤダなぁ」ってくらいシール塗るのも必要なんですね(笑)
タグ:ルーテシア
posted by lente_ucd at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2013年05月27日

ハチゴーマル #2

ヤバいヤバい。
もう4カ月くらい更新サボってますね…。

ブログ疲れなんて言うほどセンシティヴではないのですが…。
間があくとメンドくさくなっちゃう、ってこういうこと言うんですね(笑)

では、850クーペの続きでも。

850 (51).jpg

面研終わってシートカットしてすり合わせてヘッド完成〜!

850 (54).jpg

アバルトのバルブスプリング…見えないのがもったいないですね。

ヘッド外したついでなので他にもいろいろ。

850 (49).jpg

渋い動きのデスビのオーバーホール。

850 (117).jpg

ばらんばらんにして油さしたり部品とっかえたり。
ポイントギャップも進角ウェイトの動きも良い感じに。

850 (47).jpg

キャブもOHキットあるんでバラしましょう。
セカンダリとプライマリのジェット入れ違えを発見できたし、

850 (46).jpg

錆が良い感じに堆積してたりで収穫アリ、でした。
アクセル開き始めでバスバスいってたのもこれで直りそう。

850 (52).jpg

新品のヘッドガスケットを置いてやっと合体です。
これで調子良くならないワケがないじゃないか!とスターターをひねります。

「キュルキュルキュル…プスッ」

調子良い悪いの以前にエンジンかかる気配がありません、全く。

アワワワ〜、と焦っていろいろ再チェック、アッチもコッチもOK…。
圧縮は?計ってみると1番の圧縮ナッシング…アワワワ〜やってもーたらしい、何かを。

アワワワ〜、ヘッド外すしかないよなぁ、とロッカーカバーを開けたら…。

「カチャ!」

何かが外れる?戻ったような?音…。

850 (45).jpg

むむ!何このカス?アルミのカスとか??

…んあ!!

850 (53).jpg

新規導入したABARTHカバーの内側に当たった痕跡が!
ここでロッカーアーム引っかかってバルブ閉じなかったの…ね!?

これは油断してました〜、そのまま使えると思った僕が間抜けなんです、スンマセン。

干渉箇所をリューターで削ってもう一度、圧縮を計ると…良い数字…。
念のためプラグホールからファイバースコープでピストンヘッドを確認してみると…
バルブと干渉した痕跡無し、あー、良かったー!

キツいカム入ってたりしたらバルブクラッシュしてるとこだった…良かった…。

ということでヘッドからのLLC漏れは直り、非常に調子良くなりました。

調子良くなったので、

850 (148).JPG

元の銀色を外して、

850 (149).JPG

黒いのに変えてみたり。

850 (147).JPG

ちょっとパイプ2本切らないと付きませんが(笑)

見た目はほぼ一緒でも音の感じはだいぶ違います。
黒い方が低くすこし奥まった音で気持ちのよい音です。
posted by lente_ucd at 20:37| Comment(2) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2013年02月07日

Alpine GTA

v6tb (2).jpg

アルピーヌV6ターボ、です。
水が減る、オーバーヒートっぽい、てゆうかヘッドガスケット抜けてるっぽい。
ということで入庫です。

v6tb (30).JPG

リークテスターの液が青から黄色に変化します。
ヘッドガスケット抜けてますね…。

v6tb (9).jpg

ふぅ…整備性の良さそうなエンジンですなぁ(笑)

v6tb (25).jpg

ぅおっつ、あららら!
工場で出し入れしてる間に症状進んじゃってるっぽい!
クランクケースに水が混じってミルクティー色のオイルが。

この時点でヘッドだけのオーバーホールじゃ済まないの決定です。

v6tb (22).jpg

とりあえず、ドゴーンと降ろして。

v6tb (17).jpg

バリバリ部品を剥いでいきます。

v6tb (20).jpg

その途中に触媒の中がエライ事になってるのを見つけちゃったり。

v6tb (13).jpg

ライナーも引っこ抜きます。
抜かなくちゃならなかったのです。

v6tb (14).jpg

こんなに錆が積もってたので。

v6tb (16).jpg

別の角度から。

v6tb (15).jpg

ブロックの壁にギッシリと錆が詰まってます。
ウォータポンプからの水流の行き止まりで堆積したようです。

堆積するのが分かっていたのか、ここに両バンクともドレンがあります。
ドレン開けても、穴ほじっくても水が出ないほど錆で埋まってました。

v6tb (12).jpg

こんなに出てくるくらいですから。
この錆のせいでライナーはすべて再使用出来ない状態。

v6tb (33).jpg

ブロックに座るシーリングの座りが錆でガッタガタなのです。
クランクケースの水はここから流れたのかも知れません。
定期的にブロックからも冷却水の交換はした方が良さそうです。

お次はシリンダーヘッド。

v6tb (29).jpg

こっちも面研とバルブシートカットを行います(加工屋さんが)。

v6tb (31).jpg

EXバルブのフェイスをちょっと切削&研磨。

v6tb (32).jpg

こっちはINバルブ。
綺麗になって気持ち良いです。

まだまだ続きそうなので、今回はこの辺で!
タグ:アルピーヌ
posted by lente_ucd at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2013年02月01日

ハチゴーマル

850スポルトクーペっす。

長いこと寝たきりでいろいろダメになったのでまずは水周りから。

エンジンかけるとダバダバーっと水漏れあり。
ウォーターポンプの軸から漏れちゃってますねぇ。

850.jpg

シールだけ交換しようと思ったらこんな感じで。
シールも何も全部腐って無くなってしまってます(笑)

ポンプ交換後にエンジンかけると今度はラジエターキャップからタラタラーっと。
おかしいな、フタは新品だし、ちゃんと締まってるし…あら!

850 (10).jpg

給水口の最後のムギュっとロックされるところが腐って無くなってました。

850 (17).jpg

こちらは近所のラジエター屋さんにてコア替えOHしてもらいました。
銅3層でキャップも国産でイケるようにしてもらって実にイイ感じです。

850 (11).jpg

サーモも点検、こっちは崩壊してないけどもちろん交換。

850 (13).jpg

ボルトが腐ってて折れたりして、外すのは難儀しました。

さーて、とエンジンかけて漏れチェック…エンジン付近はOKっす。
だがしかし、今度は室内のダッシュ下からポタポタ…。
ヒーターコアとバルブも腐っててダメっす〜。

850 (14).jpg

こちらもラジエター屋さんで綺麗に直してもらいました。
実に素晴らしい出来栄えです。

もうさすがに、ねぇ?と安心してエンジンかけます。
そら見ろ、今度こそ大丈夫だ!

と思ったのです、が。
エンジン温まって冷えると、あらぁ…。

850 (18).jpg

ヘッドの隙間からジンワリ…。
他がちゃんとして内圧かかったら出ちゃいました。
ちなみにエンジンかかってると漏れは止まっちゃいます。

さて、どうしましょう?

850 (23).jpg

やっぱりこうする他ないですね。

850 (26).jpg

外したヘッドはこんな感じ。
アバルトのバルブスプリングが入ってたりします。
他にもタイミングベルト仕様になってたり。

850 (25).jpg

漏れてたのはこの辺ですねー。
いかにも「密着してません」という感じ。

ここまできたら軽くヘッドOHと、

850 (21).jpg

アバルトロッカーカバーの取付も。

850 (22).jpg

"アクセルリンケージ回りなんかは自分でどうにかしろ"仕様だったので、
オリジナルのリンケージ&ワイヤーブラケットのスポット溶接を剥がし、

850 (19).jpg

アルミカバーにボルトで取付けることにします。

850 (20).jpg

こんな感じで!

ヘッドはカーボン落としてバルブ摺り合わせして修正面研してから載せます。

つづく。
posted by lente_ucd at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2012年09月02日

X1/9

X1/9、エンジン不調です。

x19 (4).jpg

うーん、カッコいいなー(笑)

キャブは40DCNFのツインになってます。
1・2と3・4番でプラグの焼けが全然違うので開けてみましょう。

x19 (13).jpg

1・2番の方はプラグ黒く、濃いけど燃料出てる感じ。

x19 (2).jpg

3・4番の方はプラグ白く、燃料出てない感じ。
フロートに居るカスの分量がこちらは多いですね。
これが詰まってて燃料不足かな?と。

x19 (4).jpg

ズララーっと並べてOHしていきます。
OH終わって取り付けようかなー、と思ったら、んんん?

x19 (7).jpg

インマニの中に何故か緑色の液体…?
冷却系に圧かけるとインマニ内壁からタラタラーっと出てきちゃいます。
プラグがやたら白かったのはこっちが原因っぽいですね。

ヘッドからの冷却水通路を溶接で埋めて対処しました。
巣穴が沢山あって一か所ずつ攻めちゃキリなさそうだったので元から断ちます。
インマニ温めなくちゃいけない状況もあまりなさそうなんで問題無いでしょう!

キャブの取付はリンケージの改善も一緒に行いました。
ワイヤーで辛そうにムニムニ開けてたスロットルをエイヤと捨てます。

x19 (12).jpg

ロッドで直接開けられるようにキャブの向きを反転させて、
リンケージをいろいろと溶接でくっつけてあーでもない、こーでもないします。

x19 (11).jpg

こんな感じかな…。
いやいやいや、これじゃあすこが干渉しちゃうじゃん!
こっちにすると全開時の角度が悪いしなぁ…。
これでどうだ!…あ!加速ポンプに引っかかる!

などなど何度か造り変えて…。

x19 (3).jpg

最終的にこんな感じに。
もう少し優美にしたかったけど…。
ちゃんと同調も取れるようになったので勘弁して下さい(笑)

で、キャブ以外にも具合の悪そうなところがチラホラ。

x19 (10).jpg

デスビはポイント式(年式的にはフルトラらしい?)
ポイント式なのに低抵抗のマッチョなコイルが付いていて、

x19 (9).jpg

ポイントはこんな感じ。
見合った大人しいコイル付けないとすぐに荒れるんですよね。
コイル自体も熱持ってあっという間に死んじゃいますしね。
ポイント車にはボッシュの青コイルが安心かなと思います。

あとは細々と、

x19 (8).jpg

こんなの溶接して、

x19 (6).jpg

IN・EXマニの段差も何のそのワッシャーをこさえたり。
まぁ、無理やり締めても不具合なかったみたいなんですけど。
こだわってるっぽくてカッコいい、んじゃないかという自己満足です(笑)

さてさて、エンジンは入庫時よりは調子良くなりましたが、
まーだまだ調子良くなる余地がある感じ。

DCNFツインが必要以上に燃料を大盤振る舞いしてるようで。
加速ノズルで息ツキ、トップエンドもちょっと重〜い感じ。
プラグも6番じゃ辛いんで5番でなんとかかんとか…。
でも、とりあえずはこの段階までで完了とします。

やり残しはいろいろと合わせて今後のお楽しみという事で。
はやく調律とれたアンサの快音が聴きたいな〜。
タグ:X1/9
posted by lente_ucd at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2012年05月22日

今度はツインスパーク

我が家の156のタイミングベルト交換っす。

今回はそのついでにカム角センサーも交換。
ずーっとチェックランプついてたもんで。
Autelでもfiatecuscanでもここのエラーが出てました。

特に調子悪いとかはなかったのですが、
ついでにやりたい、やっておきたい場所です。

156 (11).JPG

排気カムプーリーの裏っかわに居ますので。
タイベル交換直後にブスブス〜やっぱダメだったか〜、
…となるとかなりゲンナリすると思いません?(笑)

156 (12).JPG

タイベルついででもちょっと交換は面倒です。
配線がインマニ裏通って矢印まで回ってます。
見えないところでイヤらし〜く固定されてて困っちゃいます。

156 (10).JPG

ごそーっとこんな感じで。
エアクリーナーはITGの純正交換タイプにしてみました。

エンジンはさらにイイあんばい、やたら調子良いです。
バルタイとプラグとカムセンサーとITGのどれが効いたかは分かりませんが(笑)

156の次回の予定はelfからでた2ペダルマニュアル用の作動油、
その名も「スピードマチック」!!を試してみる、です。
デュアロジック、イージートロニック、クイックシフトにも対応。

156 (13).JPG

文字通りスピーディーになったらご報告します。
タグ:アルファ156
posted by lente_ucd at 20:45| Comment(2) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2012年05月18日

アルファのタイミングベルト

はい、アルファロメオのタイミングベルト交換。

916スパイダーの3.0エンジン。

916.JPG

ワッサワッサとカムが見えるまで部品を外します。
カム固定用の工具を取り付けるためなのでまだ下ごしらえ。

916 (4).JPG

その専用工具も取り付けてベルト、テンショナー、プーリーを外して…、
のはずなんですが、何だか鉄板がニョッキリ生えてますね。

916 (3).JPG

鉄板の先はアイドラープーリー、しかも狭い方にあるやつ。

ちなみにその上に見えているのはカムの先っちょ。
コスワースのBD系と同じでプーリーはテーパー勘合です。
やろうと思えばバルタイはいじり放題っす。

916 (2).JPG

どーにも固着して外れなかったので鉄板溶接して外したボルト、の図。
諦めてこれを溶接するまでに半日ほど無駄なあがきしてました。
もう、これこのまま再使用…と何度思ったことか(笑)

んで、ウォーターポンプとタイベル回り一式交換、
カムカバーガスケットにプラグも交換して〜っと。

ベルトの取付自体はカムとテンショナーに専用工具を使えば比較的簡単。
でも、外す部品がたくさんあるので時間はけっこうかかります。
外したたくさんの物は元に戻さなきゃならないのでけっこう溜息出ます。

交換後はバルブタイミングがキッチリ出て調子良しです。
古いベルトで1番上死点出してもカム固定工具がスッとはまらないほどずれてるので、
普通の交換方法だと調子悪くなることはあっても良くはならないんですよねぇ。

毎度言いますが、このタイミングツールってやつ。
こんなもんなくても交換は出来ます。

が、

分度器付けてバルタイ調べてダイヤルでタペット狙って〜な作業をカム4本。
ベルトテンショナーもなんか工具作らないとどうも張れない作り。

工具買いますよ!買えばいいんでしょ!
ってなっちゃうんですよねぇ…(笑)
posted by lente_ucd at 20:50| Comment(2) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2012年05月14日

キャブセッティング

ジネッタG4、キャブセッティング。

月イチでサーキット走るぞキャンペーン中のオーナー氏。
そろそろキャブを真面目にセッティングしてみましょうか、と。

東名で出してるA/F計を用意して頂いてさて取付。
O2センサー用のボスはすでについてるからメクラを外して…。
うーん、ゆるまない。

g4 (49).JPG

むちゃくちゃに一体化してたので削り取っちゃいました、元の。

g4 (52).JPG

削り取ったのちにA/F計に付属のボスを溶接。
ちょっと熱入りすぎたな…すんません(笑)

準備は整ったので高速道路でセッティング。

g4 (53).jpg

正しいジェット選びは正しい姿勢から…?(笑)

トップエンドでの空燃比は数字でみると結構濃い感じ。
でもここは数字じゃなくて体感で決めていきます。
数値は基準、あまりとらわれすぎないように。
そして欲張って訳分からなく前に切り上げる!です(笑)

今回はこんなものもこさえてみました。

g4 (51).JPG

円盤とOリングと六角レンチ。

g4 (50).JPG

リヤショックの減衰調整用のノブです。
ご覧の通り狭くてすごーく触りたくない場所にあるので、
微妙な調整が非常にやりにくかったのです。

作業後の筑波1000ではイイ感じでタイムアップ。
暑くなる前にまたチョコチョコと対策していきましょう〜。

5速フル負荷時の嫌な振動、これは早く解決したいなぁ。
タグ:ジネッタ
posted by lente_ucd at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2012年05月01日

デスビのベルト?

ディストリビューターベルト…。
ディスベル、なんて略さないのであまり使わない言葉ですね。

ポーシェのツインプラグのエンジンのデスビベルトの交換です。

993 (24).JPG

こんな感じのところに…、

993 (22).JPG

こんな感じに付いてるんです。
この二つのローターが中にあるベルトで同期して回るんですねー。

このデスビ、キッチリ、カッチリ刺さってるもんでなっかなか抜けません。
ひとしきりひーこら言った後にスラハンでコツッとやったらあっさり抜けました。

993 (23).JPG

抜いてバラしてベルト出てきた、の図です。
距離か年数で定期的に交換しなくちゃダメなポイントみたいです。

ベルト切れても普通にプラグ1本は点火するんだから、
「なんか最近ちょっとエンジンの調子がイマイチかな?」
くらいの症状はあってもエンジン壊れることはないでしょ?
なんて思ってたのですが…そうでもないらしいです。

最悪クルマ燃えるとかエンジンブローするとか。
2,000円くらいのベルトでそんなんなったら泣けますよねぇ…。

キャップとローターも交換してリセット完了です〜。
タグ:ポルシェ
posted by lente_ucd at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2012年04月27日

ゴルフ3GTI

3のGTI、オイル漏れといろいろ修理を。

golf (4).JPG

漏れてたのはオイルフィルターブロックのガスケット。
独車は弱い箇所もダメになる時期も噂通りですね。
品質が一定だと不具合出ても原因の特定が早いですねー。

漏れ箇所調べてる時にオイルをぬぐっていると突然エンジンストール。
この辺触ってエンジン止まっちゃう、という事は制御系の何かが…。
あ、フィルターブロックの近くにクランク角センサーがありますねぇ。

golf (3).JPG

外してみたらこんなんなってました。
これもちゃんと皆さんミイラ化する部品のようです。
むき出しの線にちょっと触るとプスッと止まっちゃいます。
このムケ具合で普通に走っていたというのが不思議っす…。

センサー外すのにエンジンマウントもズラすのでついでに交換。

golf (2).JPG

このくらい縮んでました。
前に付いている1個だけ交換なので他も早めにやった方が良さそうです。

3でさらにGTIなんてホントに少なくなりましたね。
直せばいつまででも乗れそうなので頑張って頂きたいです(笑)
タグ:VW
posted by lente_ucd at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2011年12月08日

赤パン水油漏れ

赤パン、いろいろ漏れてました。

ドライブシャフトブーツからのミッションオイル漏れ。

panda (3).JPG

裂けてる以前に締め付けがタイラップですね…。
この作業で左前ストラットを締め付けるの忘れちゃったんでしょうね。
後で紹介しますが大事なモノも入れ忘れちゃったみたいで。

panda (19).JPG

オイルシールからシールドベアリングに。
A112にもこのベアリングタイプのブーツ使えそうですよね。
こっちの方がちょっとは持ちが良さそうな?

panda (25).JPG

こちらはエンジン。
カムカバーのガスケットを交換。

panda (26).JPG

オイル管理がどうだったかよく分かりますねー。

panda (16).JPG

中までは掃除出来ないのでOHの時までとっておきましょう(笑)

panda (15).JPG

カバーの裏がキレイになっても何も体感できません。
でも時には体感出来ないような作業も必要なんです。

panda (7).JPG

あと、ここ、ここは油圧スイッチ自体から漏れ。
ごまかせないので部品交換するしかないですね。

そして、水漏れ。
最初はホースバンドの増し締めで直る箇所。

むむ、他からも漏れてますな…。
って、ラジエター本体、コアから出ちゃってます。
これも社外新品に交換。

むむむ!まだ漏れてる!
エンジンとミッションの継ぎ目から…?
サーモハウジングじゃないようなので、
こりゃミッション下ろしですね…。

ミッション下ろしてフライホイール外して見えるのは…、

panda (35).JPG

ドロローン、こんな景色。

panda (36).JPG

このブロックのプラグが錆びて穴開いちゃってるんですねぇ。
この安いプラグだけ交換するんじゃもったいないので、

panda (37).JPG

クランクオイルシール、クラッチ3点も交換しちゃいます。
ミッション下りたついでにブーツ交換でイケてなかった場所も調整。
これに関してはまた後ほど〜。

これでエンジン/ミッションオイル、冷却水の漏れは完治!

と思いきや…。

panda (38).JPG

先日はヒーターバルブからの水漏れ。
バルブにクラック入っててそこから漏れちゃってました。

ちょっと形は違うけど使えるバルブに交換して…、
多分、しばらく漏れ各種はお休みだと思います(笑)
タグ:パンダ
posted by lente_ucd at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

2011年10月10日

ジムニィ

まだまだ人気のJA11、いろいろで入庫。

まずはエンジンルームからのベチベチ音から。

ja11 (35).JPG

エキマニ、タービン外してみます。

ja11 (33).JPG

ピシッ…

ja11 (32).JPG

ピシィッ…

ja11 (31).JPG

ンピシィィッ…!とエキマニ割れ放題です。

ja11 (29).JPG

タービンのハウジングもやはりピシィッ!っと。

リビルドタービンと新品エキマニに交換しましょう〜。

ja11 (28).JPG

っと思ったらリビルドタービンのネジ穴がバカで返品。
穴位置ずらしてネジ切ったら下穴大き過ぎて締まりません状態でした。
何用のタービンハウジングなんでしょうかねぇ?

ja11 (30).JPG

ズダボロの遮熱板やボキボキ折れちゃったボルト類も交換でキラリーン、です。

静かでグイグイ進むエンジンになりました。

で、お次はエクステリア。

ja11 (39).JPG

えーっと、はじから何ミリで高さが何ミリでー、んでー、

ja11 (38).JPG

ガリガリー!っと穴開けて鍵穴移動、パオテール取付、キャリィバックランプ取付っす。

ja11 (36).JPG

ナンバー移動キットもさらに移動して完成〜。

うーん、漢仕様ですなぁ(笑)
タグ:ジムニー
posted by lente_ucd at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ