Lente motor works diary
茨城県土浦市の自動車工場、レンテモーターワークスのアレコレ。

2011年11月21日

ディファレンシャル

ジネッタG4のデフ、オーバーホールとファイナル変更です。
デフ本体はフォードシエラの7インチデフってやつですね。

オイル漏れてるしバックラッシュが広そうだしLSDの効きが弱いし、
サーキットじゃギア合わないし、という訳で開けて見ましょうかと。

g4 (21).JPG

ゴロン、と出ましたよ。
ゴロンするまで結構大変です。
左足回り全部外してプルプル震えながらデフ持ったりして。

g4 (25).JPG

測って洗ってバラして。
やはりバックラッシュ(歯車同士の隙間)はガコガコと大きくなってました。

g4 (24).JPG

LSDも分解します。
分解してから「ZF製じゃないの?」と気付きます。
DAREのG4はクワイフかZFのLSDと聞いていたのでてっきりZFだと思ってました。
刻印とか無いんでいろいろ調べてみたらTran-Xというメーカーの物。
トランクス?(笑)と思ったらホントにそう発音するみたいです。

プレートの順番がどうにも変な組み合わせになっていたので、
普通はこうじゃないの?な組み合わせに戻してみます。

g4 (31).JPG

そしてこれも聞いていた3.62じゃなくて3.38というナゼホワイ?なファイナルギヤ。
こんな高速ファイナルじゃ立ち上がらない訳ですね、こいつが原因でしょう。

g4 (33).JPG

リングギアとデフが密着するフランジ面、
こういう所にも罠が潜んでるので平滑にしときます。
罠にはまった僕が書いてるのでソースは確かです。

g4 (30).JPG

これが新たなファイナル(CWP:CrownWheel&Pinion)です。
3.38からいきなし4.44というローなレシオに変更です。
5速6200rpmで173km/h、十分やろ?というオーナー氏の英断で(笑)

g4 (32).JPG

3.38とギヤの大きさが全く違うので歯がイイ感じに当たりません。
オレンジの光明丹が消えている所が歯の当たっている場所です。
はじっこ過ぎじゃね?と思いますよね、そうなんです。
こんなところで当たってると手で回してもゴシゴシしててダメです。

g4 (34).JPG

シム入れ替えたり測ったりため息ついたり、
鼻歌を歌ったり疑ったりバラしたり組んだり、
を繰り返すとこんなイイ感じの歯当たりになります。
当たりも滑らかさも隙間もイイ感じで嬉しくなります。

g4 (37).JPG

気分よく組んでデフを元の場所に戻します。
外す時はオイルでヌルヌルだったので載せるところをば。

デフの下の方にチラリと見える金色の突起は新たに追加したオイルドレン。
元々ドレンが無いのでオイル交換するのにいちいち吸い上げるんです。
それが面倒なので穴開けて3/8PTで追加してみました。

g4 (38).JPG

えいやー、とフレーム乗り越え狭い間にデフを落としこみます。
やっぱりプルプルしながらよっこいしょー、と。
この角パイプの一箇所でも外れるように作ってくれりゃなぁ…とか(笑)

こんな感じで作業は完了。
4.44はさすがにクルマが軽く感じますね。
ギヤのつながりも良く加速が鋭くなり、イイ感じっす。
次回のサーキットが楽しみですね〜。
タグ:ジネッタ
posted by lente_ucd at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 駆動系のアレコレ
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