Lente motor works diary
茨城県土浦市の自動車工場、レンテモーターワークスのアレコレ。

2014年05月20日

156のツインスパークMT

うちで乗ってる156のセレですが、かなーり気に入ってます。

156って良く出来たクルマですね。
ヒットするはずです、あれなら。

でもやっぱり、
「マニュアルの方も乗ってみたいよなぁ」
とは思っちゃいます。

思ってると売ってくれるという方が現われるので困ったものです(笑)

しかも、

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赤なのに塗装の状態良く、低走行でワンオーナー。

「買います買います!」

と簡単に言ってみたり。
セレ売ってこっちに乗り換えるぞ〜と盛り上がります。

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燃料ポンプ交換して、

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ミッション降ろして、

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クラッチ交換して、

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バランスシャフトのプラグとっ換えて、

よっし、これで準備は万端だ。

とっても状態良く、シュンシュン走る156をマニュアルで乗ってみる。
いやぁ、良いですねぇ、しばらく手放さないぞ〜!

オーディオなんかも久々に凝ってみたいなぁ。
ビルシュタイン付いてるからアイバッハのバネに変えても良いかもなぁ。
タイヤはどこのにしようかなぁ。
サーキットも走ったら楽しいだろうなぁ。

とか思ってると「この306乗り潰したら156のマニュアル欲しいなぁ」
って言ってたお客さんが信号無視のクルマにぶつけられて廃車になったりするんです。
困ったもんです(笑)

うー、いやー、むー、むむむ…と悩みましたがお譲りすることにしました。
素姓の分かってる、明らかに良い状態のクルマがあるのに売らないわけにはいかないじゃないですか(笑)

という訳で、数か月で手元を離れてしまいましたがホント良い156だったなぁ…。

で、セレを車検取ってまだ乗ってます。
いや、こっちも良いんですけどね(笑)
タグ:アルファ156
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ジネッタG4

ジネッタ、いろいろ。

・この前取り付けたアルミ製のベルハウジングがマンホールにヒット、ヒビ入る。
・クアンタムのダンパーが1本オイル漏れしてジュポジュポいってる。

ベルハウジングは溶接で修理。
クアンタムは4本オーバーホール。

で、ミッションがせっかく降りてるのでプロペラシャフトをバランス取ることに。
他のG4オーナーさんがバランス取ったら振動が消えて誠に具合よろしくなったというので。

振動、って簡単に言っていいのか分からない衝撃波みたいなのが発生するんです(笑)
負荷かけて加速していくと100キロ以上ですっと目がかすむような強烈な振動で怖くなります。
それが無くなったら素晴らしいはず!ということで。

加工屋さん曰く、
「このブレ方じゃとてもじゃないけどバランスどころじゃないっす」
との状態だったみたいです。

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長いシャフトを途中で切って溶接してつないであったみたいですが、全く芯が出てないと。
このブルブルしてるシャフト使ってバランス取ってもしょうがないので、

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新規のパイプを使って作ってもらいました。
これで筑波のストレートで150キロ以上出しても目がかすまないクルマになりました!
ずっと気になってた嫌な症状だったので嬉しいっす(笑)

それ以外にも、

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オルタのブラケット割れを溶接したり。

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リヤダンパーのブッシュをウレタンで作ってみたり。

エンジンオイルの漏れを直したり。

一歩ずつ、「普通」のクルマに近づいてます(笑)
タグ:ジネッタ
posted by lente_ucd at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 駆動系のアレコレ

バーキン

バーキン7、エンジンかからず他で入庫。
KENTエンジンのちょっと普通じゃないバーキン。

エンジンかからずの原因は永井のCDIのパンクだったのですぐに判明。

その他にデスビがクルクル回っちゃうのは何でかな、と外してみます。

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デスビの首根っこを締めつけて固定するプレート。

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これがひん曲がっちゃってたんで固定できなったんですね。

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トンチンカンひっ叩いて平らに。

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これでちゃんと固定できるようになりました。
締めすぎ注意、ですね。

あとはデスビの羽根が、

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これまたひん曲がってたのを、

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クネっと真っすぐに。
これまた何で曲がったんだろ?
と思ったのですが、なるほど、

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キャップ外して何かやってるときにこうやって噛んじゃったんですね。
上死点出すときはキャップの留め金に注意、ですね。

とりあえず動くようになったので、作業は一区切り。
ちょっと普通じゃないバーキンですから他にもいろいろ案件が…。

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なにせキャブターボ、という悪魔仕様なので(笑)
今回はエンジンかかるようにしただけですが、
完調になったら相当恐ろしいクルマですよね…。
posted by lente_ucd at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

ALPINA

アルピーヌじゃなくてアルピナです。
E36の型のB3 3.0の4ドアMTというグッとくる仕様。

車検と一緒に盛大なエンジンオイル漏れの修理をしました。

カムカバーからの漏れは見つけやすかったのですが、
インマニの裏側、フィルターブロック付近からもヌルヌルの源泉がありそう…。

という訳でインマニ外してみます。

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ボロン、とインマニ外れるといろいろ見やすくなりますね。

やはりフィルターブロックの付近がオイリーなのでブロックのガスケット交換しました。

その他に、

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VANOSへ向かうホースもカシメゆるゆるで漏れ漏れだったので交換。

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カムカバーガスケット交換のついでにこういうゴテゴテも掃除しときます。

今回はせっかくインマニ外すんだから何かついでに…、
ということでインジェクター洗浄をお願いしてみました。

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特に不具合があった訳ではないですが、
「インジェクター洗浄ってどうなんだろうね?」
「まだ受けたことないので分かんないっす」
「でも、気になるよね」
「気になりますね(笑)」

で、IRSさんにお願いすることに。http://www.irs-japan.com/

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おぉ、真空パックされて戻って来た〜。

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ピカー。

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キラー。

これは良くなってるはずだ、というルックスです(笑)

オイル漏れも止まってインジェクターもピカピカになって完璧!
とアイドリングしてたらオイルがタララーっと漏れてますね…。

一体どこから??と狭い隙間から覗いてみるとまたしてもフィルターブロック付近…。
でも交換したガスケット面じゃなくて他の場所…と悩んでも仕方が無いのでおっ外します。

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この丸いの2個付いてるやつ、プラグになってるのですが、ここから漏れてます。

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Cリングで押さえてあって中にOリングが入っているのですが痩せてカッチカチでした。
純正ではこのOリングのみの供給は無し、ブロックAssyとのことなのでOリングだけ汎用品で交換。
液体ガスケットをムッチムチに塗り込んで漏れは止まりました(笑)

こういう「良くダメになるところ」の見落としが非専門店のつらいところです。
BMW屋さんだったらブロックガスケット交換ついでに漏れてなくても交換するんだろうな、と。

いやぁ、勉強になりました。
タグ:BMW
posted by lente_ucd at 14:49| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ

ムルティプラ

初期顔ムルティプラ、クラッチ交換です。

それほど過走行でもなく滑っているわけでもないのですが、
踏むたびにニュ〜ニュ〜とレリーズベアリングの音がしていて、
最近それが大きくなってきているので砕ける前に交換、です。

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メンバー回りも外さないとミッション外せないですね。

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新旧。

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カバーはこんな感じ。

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プレート自体はもう少しイケそうです。

交換後は「こんなに軽いの?」って不安になるほどクラッチ軽くなりました(笑)

クラッチ交換のついで、というかこっちがメインというか…、
エキマニ・触媒からの排気漏れも同時に修理しました。

エキマニは、

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数か所にクラック有り、もう少ししたら3分割くらいになりそうです(笑)

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これは修理せずに交換です。
固着しちゃって外れないO2センサーも一緒に。

触媒もフランジ裏でモゲそうなくらい割れてるので修理…の前に、

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ボキボキ折れたスタッドボルトの再生から。

ドリルでほじって残ったボルトを抜いた後に、

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ヘリサート入れます。

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こんな感じに入っていって、

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ネジ穴を再生する便利な発明品。

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イイ感じ。

ネジ修理終わったら裏側を溶接して耐熱スプレーしておきます。

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触媒はかなり高価な物なので一度目なら修理して使いたいです。
今度割れたら…スポーツ触媒でもくっ付けちゃいましょうかね(笑)
posted by lente_ucd at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 駆動系のアレコレ

グランデプント

500Sに乗換えたお客さんからグランデプント頂いちゃいました。

グランデプントって貰うクルマか?
と思いますよね、そうですよね。

その理由は…。

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18万キロオーバーです。
ここからタイベル&Wポン交換して車検取って乗るぞ!
という強靭な精神力の方が現れなかったので(笑)
うちでお引き取り、という。

しかし、最近のフィアットは凄いですね。
長距離走行メインでの18万キロなので環境としては良かったと思いますが、

ここまでで故障と言えば、

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運転席の窓落ちのみ。
その他はごく普通の消耗品しか交換したことないです。
ウィンドウレギュレーターも消耗品と言えば消耗品だし(笑)

さて、頂いてからはタイベル交換と、
デュアロジックオイルの交換、

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くらいでなんの問題もなく走ってました。

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大雪の時も大活躍でした。

でも19万キロ超えてからたまにギヤボックスエラーが出るように。
キーひねってもニュートラルに戻らない、クラッチ切れないでセル回らず。

それでも何の根拠もなく大丈夫だろう、と乗っていたのですが、
いや、さすがにちゃんと立往生しました(笑)
代車に出してるときじゃなくて良かったぁ…。

原因はアキュムレーターのパンクでした。
全くガスが残っていないらしく、
ポンプ作動→油圧60psiまで一瞬で上昇→ポンプカットオフ
という油圧の行き場のない感じ。

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初めての交換だったので良い予習になりました。
デカいスパナ買ってきて削って薄くして交換です。

これで20万キロは余裕で到達できそうです。
クラッチはいつまで持つのかなぁ…。

フィアット500

こっちは2気筒でも水冷の方、ツインエアーの500Sです。

グランデプントから車体は100キロ軽くエンジンは10馬力増えたクルマにお乗換え。
これでサーキットもタイムアップが期待できるぞ〜、という訳です。

サーキット走行に向けて、まずはタイヤホイールから。

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ヤフオクで入手したアルファ155/145用のテクノマグネシオ。

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これまたヤフオクで入手したテクノマグネシオのステッカー。

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半艶黒でホイール塗装してフェデラル595SSの195/45R16をはめて出来上がり。

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うーん、カッコいい(笑)
街乗り&サーキットだと595SSでお安く無難に両立できますね。

タイヤがある程度喰いつくようになったら…。

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やはりこんな素敵なダンパーが欲しくなっちゃいますよね(笑)

BILSの別タンク式車高調でバネはハイパコを合わせます。

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ほど良く低い車高、に思えますがこれでもリヤは下げすぎでした。
もう少し後ろは上げないとバンプ側が稼げなかったので現在は30mmほど上げてます。
力いっぱい下げる場合はリヤダンパーのケース長から見直す必要がありそうです。

乗った感じはスタスタッと速いストロークにも反応して街乗りでも不快ではなく、
そしてサーキットでは…まだ未走行なのでどんな感じか楽しみです(笑)

ツインエアーって凄く良いですね。
カタカタカタタ〜って音も低速から粘る感じも。
思ったよりグイグイ進む力もあって、燃費も良し。

これもいつか欲しい…、ってキリないですね(笑)
posted by lente_ucd at 12:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 足回りのアレコレ

フィアット500

空冷チンクのエンジンOHです。

いろいろ、いろいろ不具合があったので、

「もう、バラバラにして!」

ということで降ろしてみました。

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開けてみると…、

・ピストンの方向が逆
・シリンダー傷
・ロッカーアーム摩耗
・カムシャフト摩耗
・シリンダーヘッドクラック
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・IN/EXバルブ摩耗
・タペット摩耗
・その他いろいろ

という感じで、「これでも普通に走るんだな…」と驚くくらいでした。

見てしまったものは仕方が無いのでたくさんの新品パーツで組んでいきます。

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シリンダーヘッドは126用の新品ですが、超いい加減な代物。
新品バルブすり合わせしてみましたが、バルブガイドがイケてないので微妙…。
ですが、ガイド全部入れ替えるのもこの段階では厳しかったので馴染んでくれることを祈ります。

面研も深い傷が数か所あったのでサラッとしてあります。

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650ccの126用シリンダーはスペーサーを入れてかさ上げして装着。
カム、カムチェーンとプーリーも新品。
このカムがまたイケてなくて後々の騒動を引き起こします…。

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タペットの外径もイケてないのですんなり入るまで研磨。

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いろいろ他にもあったような気がしますが…写真が無いので割愛(笑)
ファンカバーはブラストかけてプスーっと簡単に塗装。

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サーモも動いてなかったので交換。

バルンバルンとエンジンかかって試乗〜してたら、

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マウント割れちゃったり。
これは稀少らしいのでリビルド品を購入。

んでまたバルルーっと走ってると油圧警告灯がピッカー!と光りました。
「今度はなんなんですか…」
と、エンジンバラしてみると…、

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カムシャフトの真ん中の溝切ってあるやつ、これ外側の溝と一直線のはずなのですが、
クルクル回っちゃって写真だと90度にズレてますね。

この溝でオイルポンプを駆動しているので空回りされちゃうとポンプ動きません。
カム不良でダメじゃん、ってことで次は鍛造カムだ!こんにゃろ!と、

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例の溝が一体成型になっている安心のカムに交換!
してみたのですが、これが何故かかなりのハイカム。
ノーマル代替品っぽく売ってたのでうっかり買ってこれまた失敗…。

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結局3本目を国内で手配してやっとまとまりました。

アメリカの部品屋さんにはもう懲りました(笑)
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デ・カングー

カングーのおっきい方のタイミングベルト交換です。

ルノーのタイベル交換といえば、

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カムシャフト後ろのプラグを外してカム固定用の工具はめて、

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シリンダーブロック横の穴からクランクシャフトの位置決め棒さして、

これでやっとベルトを外しても大丈夫、ってやつですね。
どうしてかというと、クランクプーリーにキーが入っていなくてグルグル回っちゃ…、

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あ、あれ?キーある!(笑)

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こっちは2代目メガーヌのクランクプーリー、溝はあるけどキーは無し。
どうやら最近のはクランクは動かさずにカムプーリーで微調整するんですね。

いろいろあるんですねぇ(笑)
タグ:カングー
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まだまだアルピーヌV6ターボ

まだまだ続きます、アルピーヌ。

前回まででエンジン組上がったので、
今回はタービンのオーバーホールです。

軸にちょっとガタあるかな?くらいなので多少のことを気にしなければ使えたのですが、
オイルラインに水も侵入してるから心配だなぁ、と思いながら水冷却のラインを覗いてみると、

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錆…?

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うわぁ、錆だ!

んじゃ、こっちのパイプの中も…。

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錆でした(笑)

ハジングの中は錆でミッチリ詰まってて水が通過してなかったようです。
これじゃタービン冷せてなかったよなぁ、と心配になって開けてみました。

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やはりシャフトはこんがりと七色に焼けておりました。

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スラストベアリングやブッシュはそれほど酷い状態ではなかったです。

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右の360度切れ目のないスラストを使ってOHしました。

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こんな感じで滑る面が増えるから回り易かろう、というアップグレード品?です。

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バラしたパーツはブラストして耐熱塗料でお化粧しときます。
組み時点だけでもキレイだったら気分が良いじゃないですか(笑)

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で、完成〜。
タグ:アルピーヌ
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ルノー5TS

うわ、ヤバい…半年サボってしまった…。

えーっと、じゃルノー5のシュペール初期顔のTSの作業から!
水漏れ&エンジン不調&ステアリングラックのガタの修理で入庫です。

水漏れはヘッド側面ののフタからだったので、
腐った紙ガスケット捨てて液体シールではっ付けて完了〜。

で、次はキャブの分解。

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ウェーバーの32DRTというキャブです。
A112のDMTRみたいな2段階に開く2バレルのキャブですが、
メインバレルでほとんどの領域をカバーして、
2次バレルが最後の全開時の補助、みたいな動きはDMTRと違いますね。

不調の主な原因はオーバーフローと2次バレルバタフライの開きっぱなしでした。
濃いんだか薄いんだかのちぐはぐで不安定な状態で何とか動いてた、って感じ。

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2次バレルを閉じるためのアームが曲がってたり、
シャフトの芯が出ていなくて動きが渋かったり、
自然になっちゃった症状ではないような気がしますが…、
30年くらい前のクルマなのでいろいろあったのでしょう(笑)

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インマニのキャブ取付のネジ穴もユルユルだったのヘリサート仕込み。

本当は新品に交換しなくちゃ…という状態だったので調整に難儀しましたが、
どうにか普通にかかって普通に加速する状態になりました。

それとステアリングラックのガタ。
これもA112と同じような個所の同じようなプスチックが砕けてガチガチ鳴っちゃうやつです。

今回はPOM材でブッシュをこさえてみます。
以前にもGTターボ用に作った事ありますが、ちょっと改良版。

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丸く削り出して溝を1本、入れて。

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外側は3か所平らにしておきます。
ここが空気の通り道になってブーツが膨らんだり潰れたりするのを防ぎます。
初代のはこれをやらなかったのでちょっとゴマかしてあります(笑)

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ラックに仕込んで溝にステンワイヤーを絡めてズレ止にして完成。
クルマの寿命より長いはずです、これなら。

これらの作業でイ〜感じに走るようになりました。

OHVのサンクはキャトル臭さが色濃く残ってて良いですね。
またいつか欲しいクルマが増えてしまいました(笑)
タグ:ルノー5
posted by lente_ucd at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジンのアレコレ