X1/9、エンジン不調です。
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うーん、カッコいいなー(笑)
キャブは40DCNFのツインになってます。
1・2と3・4番でプラグの焼けが全然違うので開けてみましょう。
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1・2番の方はプラグ黒く、濃いけど燃料出てる感じ。
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3・4番の方はプラグ白く、燃料出てない感じ。
フロートに居るカスの分量がこちらは多いですね。
これが詰まってて燃料不足かな?と。

ズララーっと並べてOHしていきます。
OH終わって取り付けようかなー、と思ったら、んんん?
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インマニの中に何故か緑色の液体…?
冷却系に圧かけるとインマニ内壁からタラタラーっと出てきちゃいます。
プラグがやたら白かったのはこっちが原因っぽいですね。
ヘッドからの冷却水通路を溶接で埋めて対処しました。
巣穴が沢山あって一か所ずつ攻めちゃキリなさそうだったので元から断ちます。
インマニ温めなくちゃいけない状況もあまりなさそうなんで問題無いでしょう!
キャブの取付はリンケージの改善も一緒に行いました。
ワイヤーで辛そうにムニムニ開けてたスロットルをエイヤと捨てます。
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ロッドで直接開けられるようにキャブの向きを反転させて、
リンケージをいろいろと溶接でくっつけてあーでもない、こーでもないします。
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こんな感じかな…。
いやいやいや、これじゃあすこが干渉しちゃうじゃん!
こっちにすると全開時の角度が悪いしなぁ…。
これでどうだ!…あ!加速ポンプに引っかかる!
などなど何度か造り変えて…。
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最終的にこんな感じに。
もう少し優美にしたかったけど…。
ちゃんと同調も取れるようになったので勘弁して下さい(笑)
で、キャブ以外にも具合の悪そうなところがチラホラ。
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デスビはポイント式(年式的にはフルトラらしい?)
ポイント式なのに低抵抗のマッチョなコイルが付いていて、
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ポイントはこんな感じ。
見合った大人しいコイル付けないとすぐに荒れるんですよね。
コイル自体も熱持ってあっという間に死んじゃいますしね。
ポイント車にはボッシュの青コイルが安心かなと思います。
あとは細々と、
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こんなの溶接して、
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IN・EXマニの段差も何のそのワッシャーをこさえたり。
まぁ、無理やり締めても不具合なかったみたいなんですけど。
こだわってるっぽくてカッコいい、んじゃないかという自己満足です(笑)
さてさて、エンジンは入庫時よりは調子良くなりましたが、
まーだまだ調子良くなる余地がある感じ。
DCNFツインが必要以上に燃料を大盤振る舞いしてるようで。
加速ノズルで息ツキ、トップエンドもちょっと重〜い感じ。
プラグも6番じゃ辛いんで5番でなんとかかんとか…。
でも、とりあえずはこの段階までで完了とします。
やり残しはいろいろと合わせて今後のお楽しみという事で。
はやく調律とれたアンサの快音が聴きたいな〜。